神奈川県出身。今村プロダクション映像企画、ディレクターズ・カンパニーで助監督として、今村昌平、長谷川和彦、相米慎二、根岸吉太郎の4監督に師事し、91年監督デビュー。96年、役所広司主演の伝説的傑作『シャブ極道』を発表。キネマ旬報ベストテン等各種ベストテンと主演・役所広司の主演男優賞各賞独占と、センセーションを巻き起こした。その後、現在リバイバル上映で話題の金子正次の『竜二』のバックステージを描いた『竜二 Forever』（02年）、連城三紀彦の直木賞受賞作の恋物語『私の叔父さん』(12年)などを経て16年には初めてのセルフプロデュースで野心作『貌斬り KAOKIRI～戯曲【スタニスラフスキー探偵団】より』を監督。今年11/18、19には壱岐坂ボンクラージュ・ウィークエンドシネマにて特集上映開催。90年代から現在にいたる鮮烈なフィルモグラフィーを一挙上映するとともに監督自ら熱く語りつくす。