COURSE
講座紹介
終了 『リング』シリーズ脚本『霊的ボリシェヴィキ』『うそつきジャンヌ・ダルク』監督。 恐怖表現を革新し続けてきたJホラーの巨匠・高橋洋監督ワークショップ
シナリオと俳優の間に横たわるもの
マジカル/ジェイロックアジア制作の『12人のイカれたワークショップ』を見て、色々考えさせられた。 ワークショップって、俳優たちは一体何のために演じてるのか? 実際の撮影現場なら、とりあえずは「作品のため」と言える。 俳優にあれこれ監督がジャッジを突きつけるのは「作品のため」だ。 が、ワークショップの場合、ジャッジは何処からやって来る? 手にしているのは「作品」以前の断片的なシナリオでしかないというのに。 そこで『12人のイカれた〜』は「上位存在」なるものを持ち出した。 これは凄い発明だ。 そうか、ワークショップってみんなで「上位存在」を呼び出そうとしてるのか。 ひょっとしたら「作品のために」だって、その背後には「上位存在」があるのかも知れない。 じゃあ、監督は「上位存在」と俳優の間を取り持つコンタクティー? コンタクティーが何か喋ってるから、みんなとりあえず言うことを聞くの? そこで考えた。 「作品」なるものが出張ってくる以前の、より始原的な状態で、 みんなでコンタクトをしてみてはどうだろう? その時、シナリオと俳優の間に横たわっている「何か」が見えてきたりしないだろうか? そういうワークショップを試みてみます。
脚本家・映画監督 高橋洋
- 日程
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2021年12月25日(土) 15:30-19:3012月25日(土)26日(日) 15:30~19:30
- 会場
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J-ROCK STUDIO
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東京都渋谷区広尾5-16-16エクセルシロタ B1東京メトロ日比谷線広尾駅徒歩3分
- 受講資格
- 18歳以上、プロアマ、学歴経験問いません。事務所所属の方も可。
- 定員
- 10名
- 受講料
- 18,000円(消費税込)
- 申込締切
- 12月20日(月)必着
- 受講特典
- ★受講特典1
当社製作の映画・オリジナルビデオ等の映像作品への出演機会のご提供。
★受講特典2
ワークショップ2日目には俳優・タレント事務所のマネージャーがスカウティング立ち合い。皆さんの今後の活動のための人脈づくりをお手伝いします。立ち合い事務所:下記5事務所より少なくとも1社は立ち合います。アルファセレクション/オフィス・ルード/ジェイロック/キャンパスシネマ/タレントエージェンシー ブレスユー
- 申込時の注意事項
- 自己PR欄に生年月日、年齢をご記入ください。
INSTRUCTOR
講師紹介
脚本家・映画監督
高橋洋
HIROSHI TAKAHASHI
1959年生まれ。90年に脚本家としてデビューすると、中田秀夫監督『女優霊』(95)『リング』(98)『リング2』(99)の脚本を手掛け、 世界にJホラーブームを巻き起こした。04年に『ソドムの市』で初長編を監督。その後『狂気の海』(07)、『恐怖』(10)と監督作を発表。 11年の監督作『旧支配者のキャロル』は中編ながら映画芸術誌2012年ベストテン4位となる。17年には黒沢清監督『予兆 散歩する侵略者』の脚本、 18年は監督作『霊的ボリシェヴィキ』公開。今年21年、監督最新作『うそつきジャンヌ・ダルク』をyoutubeで発表。